スタッフが自主的にがんばれる環境を作り続けたい

お客様が喜んでくれると、私も嬉しくなる
高校卒業後、はじめて就職したのも化粧品専門店でした。その後、他の仕事もしてみたいと思い、服飾(アパレル店員)に転職しました。仕事は楽しかったのですが、25歳くらいになったとき、アパレル店の場合、このまま長く続けていくのは難しいと感じていました。年齢を重ねても働ける仕事がしたいと思ったとき、迷いました。最終的に、私が一番好きなのは、人のことをキレイにすることだと思い至りました。お客様が喜んでくれると、私も嬉しくなる。その気持ちに気づかせてくれた化粧品店という場で、もう一度働いてみたいと思い、シドニーに入社しました。
「お前なら大丈夫」
入社したときは吉祥寺店で働いていました。それからしばらくして、新店がオープンになるというときに、「やってみないか」とエリアマネージャーから言われたのがきっかけで、店長に抜擢していただきました。でも、すごいプレッシャーを感じて、一度、お断りしたんです。私にはできない!と思いました。人を束ねていく、ひっぱっていくのも自信がないし、それにあわせて売上もとっていかないといけないと思ったら、怖くて。それでもやってみようと思ったのは、エリアマネージャーから「お前なら大丈夫」と言われたからです。この方がそういうんだったら、やってみようかなと。みんながいるから
他の子ができているのに、自分ができないことがあると、店長なのにできないとなってしまうので、大きなプレッシャーでした。何でも先頭をきってやらないといけないですし。口先だけの店長にはなりたくない。でも、この誰よりも努力しなきゃいけないという環境は、ありがたいと思っています。いまだに店長らしい仕事はできていないですし、自信もないですけど、みんながいるから、周りに助けられてなんとかやっています。
店長のやりがい
みんなのやりたいことがひとつになった時とか、目標をもってやってきたことが達成できたときは、楽しいです。目標は、私が立てるだけではなく、担当の子(スタッフ全員が担当をもっています)が決めることも多いです。やっぱり、本人がやりたい!と思ってやらないと楽しくないし、結果も出ないですよね。これからの目標
みんなと笑顔で働ける職場、お客様にも愛情をもって接して、喜んでいただけるお店であり続けることです。そのためにみんなが自主的にがんばれる環境を作り続けたいです。番外編 ~店長はどんな人ですか?~
◆店長は、やさしいです!たとえば失敗しても、責めずに理由を聞いてくれて、理解して、一緒に考えてくれます。いつも見守ってくれている・・・そんな感じがします。失敗した、と報告したときも、まず「ありがとう」と言ってくれます。「やってくれたんだ、ありがとう」って。
◆私が落ち込んだときって、いつも店長がいるときなんです。
そして、察してくれます。いつもそばにいてくれるんですよね。これは、プライベートな話になってしまうんですが、私、シドニーで働き始めてから2回、人生の節目と呼べるようなことがあったんです。そのときも、店長に相談しました。店長って、なんだか「まだ何にも決まっていないけど、話してみようかな」って思える方なんですよね。
◆入社のきっかけは店長でした。
私は、シドニーにメーカー所属のアルバイトスタッフとして入っていました。今後をどうしようと悩んでいる頃に、店長が声をかけてくれたので、入社しようと思いました。T店長じゃなかったら、他の人が店長だったら、入社していなかったかもしれません。